The best way to cheer yourself up is to try to cheer somebody else up.
- Mark Twain (マーク・トウェイン) -
自分を元気づける一番良い方法は、誰か他の人を元気づけてあげることだ。
(米国の作家、小説家 / 1835~1910)
Wikipedia(日本語版) / Wikipedia(英語版)
テニスを始めた頃の自分を思い出していた。
うまく打てなくて、周りの人は上手いし、自分にボールが回って来なかったりサークル内でハブられたりして(幹事もハブる)、とにかく色々と悩むことが多くて、どうしたらいいかわからない感じで。
今より時間が有り余っていて、会社やめてやるという気持ちが無かった時期だったのもあり、始めたばかりのテニスに打ち込んでいたわけです。
今となっては、どうしてあんなに打てなかったのか、動けなかったのか、硬かったのか不思議だ。
これは、あくまで私の感じてることだけど、周りが上手いのが悪い。
あの環境だと遠慮するから楽しめない。
そんな中でも初心者に優しい上級男子が3人ぐらい、いたわけです。
中村くん含め若いからさ、自分も高校生でテニス始めて10年未満ぐらいな時期だからさ。
まだ覚えてたんだと思うわけ。
その若者2人と、関東1部リーグ出身で引退してる同世代。地区の人。
Rのこいけさんのアドバイスは的確だったが、とにかくコーチ探さなきゃっていう時期で、何から始めればいいのかわからないし、サークルは嫌な人に乗っ取られ気味だったし、日に日に居場所がなくなっていく感じで。
上手い人が多かったせいで、嫌な人ほど辞めてくれないから、幹事としても悩んでいた。
そんなとき
「辛いときが踏ん張りどころ。辛いときの乗り越えかたで変わる。」
という話を聞いたわけです。
もう、練習あるごとに悩んでたんで、当時は水曜日にやっていたんですが、練習のあと毎日中村くんにメールで相談してたの。
一人暮らしでひまな時期だったから、相手してくれましたね、今でも感謝してます。
こいけさんもだけど、体育会1部出身の大人の人たちも考えかた全然違う。
なんで1部の友達いるんだ、って言われるじゃないですか。
理事長は昔はもっと人を信用していたから、人脈と人徳があるからです。
だがしかし、テニスを始めたばかりの頃は癒されることや逃げ場や楽しみがなくて。
何が一番つらいかって、上手い人にバカにされるのがつらかった。
初心者は初心者同士でやらないと、テニスは面白くない。
せめてコーチとやらないと、そのへんにいる上手い人に気を使いながらだと絶対に上達しない。
上達の速度、遅れる。
無駄も含めてテニスかも知れないけど、打てるようになるまで辛抱するしかない。
中村くんによる振り回しのあと、ロングラリーの練習なんかしてなかったけど、
2年後に補欠君が来た時期と、3年後にヌマタクンが来たタイミングで男ダブ辞めて再度シングルス練習になったから、久しぶりのシングルス練習。
中村くんもだけど、補欠君うまかったですね〜
たぶん、あれぐらいヒッティング上手い人がいないと、シングルス練習にならないんですよ。
ヌマタクンなんか、もっと上手い。
あんなに頑張ってくれるから悪くて、10月まではと寮まで遅くなっても車で送ってましたもんね。
ヌマタクンが上手かったから普通の人が来なくなったせいで? 3人で練習してたから、さすがに理事長も上達した。
ヌマタクン自慢話してるだけじゃないんですよ、その場にいる下手な人の面倒みます。
部活で染みついてたんでしょうね。
全員、自分より下手な人しかいなかっただろうから。
せっかく東京にいるのに行動力なくてサークル探す余裕がないとかで、非常にもったいない。
テニスは誰とやっても練習にはなるだろうけど、上手い人と打たないと勘が鈍るんじゃないかね?
黒田が言ってましたからね。
かっつんは練習向きの球質だから使えるじゃないですか。
問題は理事長。
練習の邪魔になるとか、ないのかなぁ??
中村君にしても、あそこまで上手くなると気にならないのかも知れないけど、
じゃっかん教育者タイプなんですよね、ヌマタクンもね。
先生みたいなこと人差し指立てて言いますもん。
中村君や補欠君の時みたいに悩みを相談しまくるとかはなかったけど、
練習してる中で、雰囲気が、悩んでますと醸し出す雰囲気が、あったんでしょうね。
「テニスは基本は体で覚えるもんやから、リズムで覚えるもんやから、考えたらあかん、えつこさんフォームきれいや。」
と、
小さい声で
アドバイスしてくれたわけです。
まだ2年目社員ぐらいで若かったから、古参のおやじに聞かれたらまずいと感じたんでしょうか?
ああでもない、こうでもない、という教えたがりが多いのです。
テニス賞金付きレベルの人に言われたら自信もついてくるし、気も楽だし。
早く女子の試合に行きたいけど、基礎練はトップスピンでやるしかないから、地味に続けようと思う。
仲間に恵まれている。
人間不信だけど、良かった時期の思い出を時々、振り返って、みんなに感謝して、テニスを続けようと思う。
テニスを好きになりたい。