『人は何かひとつのことに気狂いにならなければ、とうてい人並み以上にはなれない。』
– 御木本幸吉 –
残暑。
秋の大会に向けて練習に余念がない。
今日もシングルスに行った。
明日はトップスピンで練習。
都内から引っ越して2年。
社会人テニスサークルが引っ越して初めての夏が終わる。
ライフスタイル、移行中。
トップスピンに来てるアラサー男子とテニスの予定の話ししてたんですけどね。
それも、朝きいた話を、昼休み挟んで、夜寝る前までに込み入った話を聞いた。
もちろん、テニスの話です。
「明日の練習行きたいんだけど、それがちょっと今こういう状況で。」
という内容です。
そんな時こそテニスしようぜー
という内容です。
が、うちの目の前に住んでるわけじゃないから、誘いにくい。
同じ学区内に住んでてくれたら誘ってコート行くんだけど。
そいつ、練習好き派なんですよ。
テニスに没頭することで日々のストレスを発散しているそうだ。
ところが、
球出し練のときに目がチカチカするんだそうです。
吐きそうになったり、目がチカチカとか、練習不足だよなぁ。
理事長があれしか練習できないから、付き合いになるじゃん。
バッテバテにバテるぐらい練習したいんだもん。
かつて武田真治がターザンの特集で話していた。
「トレーニング中に嫌な人の顔がチラつくようではダメで、無心にならざるを得ない負荷をかけて初めて効果が出る。」
1週間に2時間のテニスだ。
運動習慣であり、気分転換であり、煩悩リセット。
そんなふうな、真面目な理由がある。
上手くなったのは、ついで。
ついでに試合も勝てるようになったし。
まさかこんなに早く形になってくるとは思いもしなかったが、最近ダブルスもできるようになった。
今年からダブルスにも入って練習することにしたけど、このまえイシカワ君のボール返せたよ✨
なんて話ししてたんですけどね。
メンバーいい人が多いじゃないですか。
ネ申
と呼ばれてますもんね最近。
球出し練の申し子
あれしか練習してないのに上手くなって来ましたもんね。
最近はもう、バカにされることもなくなってきた。
庶民の生活なんて結局ずっと変わり映えのないもので、
学校と放課後の部活
会社とアフター5
趣味というほどのものでもなく、余暇に限るものでもない。
ときには運動不足解消のため、手っ取り早く球出し練習をする。
そりゃ東京マラソンや皇居ラン行きたいですよ。
テニスにまとめているだけだ。
大宮であるツールドフランス出たい。
でも準備してる時間がないから、テニスでがまん。
それぐらい、生活の中に組み込まれている。