Not everything which is bad comes to hurt us.
悪いものだけが、あなたを傷つけるためにやってくるのではない。
(イタリアのことわざ)
雨。
今日で19日連続になるそうだ。明日で20日連続の大台。とはいえ、オムニでは今日も朝からテニス。夜はハードコート。
練習って、しとくもんだね。球出しのボールを打ちこむのは試合でも役に立っている。
何10球、何100球と1本打ちで打ち込んだバックハンドは、左右にブレることはあっても距離と高さはコートに入るように飛んでいく。
ブレイクして、2-1。
週末はテニス。
主体性っすねー
ああ、人生は暇つぶし。どんなに忙しくても暇がある。
明日は早朝ダブルスピン練習会(トップスピンのベテランさんミックスペアと練習試合)なので、練習試合のための練習に行ったというわけ。
とりつかれてんねー
テニスの練習は、試合のためにやってるから、色んな人と打ったほうがいいに決まっている。
トップスピンの場合は練習メニューが決まっていて、練習相手がいないときの立ち寄り所。
練習相手要員になるまで色々と難しいわけですよ。
いろいろ、あるのよ。
どうでもいいんだけど昨日、あるカップルが結婚したかどうかをうわさしていた(またか。)
そのカップルは去年の今ごろ、私とダブルス練習会で遭遇したペアで、テニス婚活で知り合ったらしきカップルだった。
男のほうが普通に上手くて、まあ、トップスピンの男子ぐらいのレベルなんだけど、女性のほうが男子慣れしてなくて、自分の彼氏はものすごくテニスが上手いと思っている女。
そんで、男のほうは彼女にテニスに誘われたら行ってて、彼女の試合にもペア組んで出て勝ってあげるし、彼女の友達にも自慢せにゃーならんので、彼女が通っているテニススクールに顔だししたりだとか。
確かに上手いんだけど、シングルスに出る勇気ないわけ。高校ぐらいで引退してるから。都大会に出たわけじゃないし、まあ、どこにでもいる元テニス部男子。子どもの頃からテニス習ってました系の男子。
初めて私と会った日たまたまダブルス練習会になって、私がダブルスを教わらなくちゃならなくて、パターンをノートしたり、なかなか、忙しくしていた日のことだ。
ふだんシングルスの練習してるのに初めてのダブルスだったから、そもそもみんな、ボレーができないの。
サーブがコントロールできてないの。
組み立てるどころじゃなくて、サーブ練習しますかー、って。
そのレベルなんだから、ひととおり打てる男子が来ちゃったら、目立つんですよね。
けど、その男子にはペアの女子がいて、さいきんテニスコンパで知りあって付き合ってるか付き合いたいか何かで。
そういう段階だから男子がんばってて、練習で他のすべてのペアを倒して、彼女やる気だして、その彼とペアを組んで試合に出始めた。
テニスが口実で週末いつも会ってるわけだけど、テニスなんかしてたら結婚できないと思うんだけど。
ただでさえ、そいつの本性がわかるまで10年ぐらい、かかるわけじゃないですか。
それがテニスのせいで引っ張られるわけじゃないですか。
テニススクールの女性から見るとテニスが上手いだけで見る目にバイアスがかかり、その男が5割増しぐらいにカッコよく見えてるわけじゃないですか。
めちゃくちゃ上手いわけでもないし、かっこいいわけでもないのに、そのへんの下手なやつと比べると「テニスが上手い」というアドバンテージがあるからだ。
彼のほうはなんといっていたかというと、
「もうシングルスはキツイ。やりたくない。そんな上手い人が出てきちゃうんなら、試合は出たくない。ハードコートの試合は、ちょっと・・・・」
自分をよく知っている、いい人だった。
でも、彼にしてみたら、彼女の気を引きたくてテニスをがんばっているんだそうだった。
そんなに気が進まなかったみたいだけど、テニス再開したらしたで楽しくなってしまったらしくて、ダブルスもシングルスも地域の大会で上位に食い込んでいた。
サークル・DE・テニスの大人版。
彼女がテニスにハマっているのがキツい。
なんでかっていうと、テニスうまいやつって、どこにでもいるじゃないですか。
テニスうまくて見た目もかっこよくて背も高くてオシャレで年収も高くて持ち家で土日も休み、みたいな男って、どこにでもいるじゃないですか。
テニスにはまっているうちに、自分のレベルが上がってくると、そういう男とも会う機会が増えますよね。
厳しいっすね~
テニスは、やることやってから。
♪君と出会ってからいくつもの夜を語り明かした~