よくネットで配信されるメルマガ。それから、スポーツする人々の話題の中で聞くこと。
『適度な運動でストレス発散』
仕事終わりや休日に、適度に身体を動かすことが悩みを解消したり、精神的に非常に健康になると科学的に立証されたそうです。
ある博士が「物事の見方や考え方が前向きになる」と発表したほか、別の国の人では「運動がうつ病治療に効果的」という裏付けを、また別の国ではマウスを使って「運動によって不安を抑制するメカニズムが強化される」という実験結果を得ました。 このように、世界中で運動の重要な役割・有効性が証明されてきているのです。体力に自信がない場合、運動はジムに通って行うほどハードなものでなくても構いません。
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ジム通いは長続きしなかった理事長、プール通いも長続きしそうでしなかった理事長。
ついにテニスを始めて長続き。テニスが楽しいからだ。それが理由でシングルス始めました。
ひまつぶしや気分転換には最適だ。
それから、テニスは考えることが多くなってくる時期が一定期間あるので、そういう忙しい時期も乗り越えると自信がついてくる。
ずーーっと前に武田真治がターザンの特集で言っていた。
肉体改造をするとき、頭の中に嫌な人の顔がチラつく程度の運動ではダメで、もっと負荷をかけてハードにやると効果が出てくる、と、いう話だった。
テニスの悩みなんか、幸せな悩みの筆頭だ。
本人は本気で悩んで苦しんでいるが、そういうのって、性格ですから。
試合に勝つことで成功体験も得られるし、スポーツだから自分で乗り越えたことが他の自信につながるし、技術を身につけるのは面白いし、失敗しても挫けず球出し練習に励んでいるリアルな充実感。
なかなかうまくいかなくて心が折れそうなときは、向上心を捨てて、自分より低いレベルでテニスするとかを決めて、試合にも出るのやめて、優劣をつけないようにすればいいんじゃないかと思う。
でもさー、あれって技術だよね。
ある一定のレベルまで引き上げておけば、将来的に選択の幅が広がるんじゃないかと思う。
基本は身につけたいですね。
そう思いながら練習を続けて、もう、2年が過ぎた。
こんなに時間がかかるのか・・・・・
テニスには人との出会いがあって、気持ちが冷めたころに
「その気持ちをもう一度燃やして練習して・・・」
というアドバイスをするような人が、必ず現れる。それぐらい、挫けても立ち直り、長くテニスを続けている人が多い。
熱心に練習して、あまりにうまくできないことや、思い通りにならなかったり、自分なりに濃い時間を作ったつもりだったが、無駄も多かった。やってもやっても、うまくならない気がした。自分には成功体験もないし、コツコツ積み上げた実績もないし、完璧じゃなくても勝てるんだということがわかってくると、一気に冷める時期がくる。
「気持ちが冷めました。」
と、はっきり言ってるのに、
「それをもう一度燃やして・・・・・・」
と、即座に説得されるって、どういうこと?(笑)
テニス上手い人って、かなり色んなレベルの初級者や中級者を見てきてるというか、長期に渡ってレッスンしたり後輩にアドバイスしたり、色々やってきてると思うんだよね。
理事長が不思議なのは、
なんで「ムリです。」という言葉が出てこないのかな、ということ。
「気持ちが冷めちゃって。」
「じゃあ、残念だね。」
こういう流れを期待しているというか、「あ、そう。」って会話が終わると思うじゃないですか。
「気持ちが冷めちゃって。」
「じゃあ、もう一度燃やして。」
って、慣れた人の会話っていう感じがした。
そういうわけで、気持ち再燃するのだった。
上達する難しさを実感すると、 ただ時間をかけただけじゃだめだし、去年にも、「ナイテンキンが・・・」とか、「ここの筋肉が衰えるときつい。」とかいうwordが出てきて、本気で挫けそうになったことがある。
1マン時間の法則みたいなのって、社会人だと5年目の計算っていうじゃないですか。5年目の人間が全員、優秀かっていうと、そういうものでもない。
すべてが個人差だ。
自分にできないことは、できない、やれないことは、やれない。
自分に向いてることだけを、続ける。今できてることだけを、続ける。
「飽きずに反復練習」、と、よく言うけど、「ゲーム」じゃなくて、「運動」と思えば、球出し練習は楽しい。
運動が好きな人には、シングルスをオススメする。
競い合うのが好きな人にはダブルスのほうが向いていると思う。うんちくも語れるし、戦術やゲーム性があるからさ。自分がプレーをやめてもペアがやってくれるからさ。逆もあって、ペアがプレーをやめても、自分のサービスゲームが来たり自分のリターンゲームが来るからさ。半分で済むし。
シングルスには、試合になると自分の自由があるのがいいよね。レベルが低いうちは、あーでもないこーでもない、と、自分で自分を観戦していると思うんだけど、実際に学んでみると、奥深さに気付く。
その深みにはまらないで、いかに無駄なものを削ぎ落としていくかが課題になるんだと思う。
過ぎたことは、忘れようと思う。
自分のできないことは、やらない。手を出さない。
そのあたりの見分け方が、じょじょに出来てくる年数かな。
と、いうわけで、球出しするよ。
誰にも迷惑かけないし、理事長は球出し練習が好きだ。
(さいきんようやく、ボレーボレーが上手にできるようになったよ。)