サーブが少しずつ良くなる。
世界一テニスが下手な女。
実は、身体使いのスピナーなんです。
みんな、ようやくナットクした。
トップスピンは手打ちでは打てない。
ボールの真後ろを打つ方法と、真後ろの少し上を打つ方法があって、理事長の魔球はワイパースイング気味の振りで仕上がる。
みんな習ったことあると思うけど、身体の回転で腰を捻って打つ。
一瞬ものすごく身体に負荷がかかるのがトップスピンの特徴だ。
スライス
フラット
ドライブ
トップスピン
この順番に負荷がかかります。
と、習うと思います。
理事長は、テニススクールの入門講座で習いました。
「ボール2個ぶん押すとスピンかかる。」
「基本はフラット」
と、習ったのですが、
理事長は、どうしてもライジングスピンが打ちたかったので、それで。
腕力ないですし、身体を鍛えるしかないよな。
無事にトップスピンが打てるようになって良かったです。
体育会くんの変化球は、あれはボールの真後ろより上か少し右を打っているんじゃないだろうか?
体育会くんのボールは球出しでも変化球だから、じゃっかんトップスライスかかってるのかも。
いいボール。
打ちにくいボール。
理事長は、体育会くんと初めて出会ったときに、
「ライジングスピンで打ち返したい。」
と、心に決めていました。
ライジングは難しいからやめておけ、
と、周りはとやかく言う人もいましたが、
これはスポーツなので、
結果が出れば、誰も何も言わなくなる。
結果がすべて。
どうだ。
今日は5人で3時間の練習。
月末月初の繁忙期で体調が悪いのもあり、非常に疲れた。
営業くんが仕事で来れなくなり、早朝に連絡もらって、そんな気がしてた。
2週間に1回は練習会を続けたい。
理事長は奥の手を使ってコートを確保しました。
今日は、エアケイ、体育会くん、さわやかヤングくん、シングルスに出始める部活くん、それから、シングルスで勝ち始めて順調な理事長、の、5人でガッツリ練習しました。
- ボレーボレー
- ラリー
- ロングラリー
- クロスラリー
- カゴ練習(ボレー)
- ボレー3球打ち
- フォアハンド5本打ち
- クロスでボレスト(難しいです。つながらない。)
- ボレスト
- 一面でラリー
- サーブ
- 一面でラリー(交代しながら)
- ダブルス4ゲーム消化マッチ
でした。
お疲れ様でした。
ラスト1時間ごろ。
理事長のフットワークが急に良くなる。
エアケイとラリー練習。
エアケイが相手の時は高い打点でのライジングも練習してる。
こーんなことも。
「こんにちは! 間に合ったね! 」
「どうだった? 」
子どもの試合を応援に行って遅刻してきた体育会くん。
エアケイのトップスピンも弾道が違うと苦情が来るグリグリであるが、
理事長は攻略法を考えてある。
「エアケイのヘビートップスピンをライジングスピンで返す。」
約2年かけてサマになってきた。
なぜライジングなのか?
それは、
エアケイが打てないショットだからである。
技術がないんだって。
「ライジングが打てて、いいな。」
「ライジングは難しいよ。」
「エアケイにはライジングの技術がないから、いいな。」
「なんで打てるのかな。」
「すごいよ。強くなるかも。」
「理事長はセンスがあるかも。」
「おれには打てないから、うらやましいよ。」
だから、代わりに夢をかなえてあげたよ。
やってみたら打てたので、時々そのまま練習してきた。
2015年3月
テニス入門3ヶ月。
ライジング練習。
ほんとにライジングスピン。
引きも良いじゃん。
よく見ると両手打ちだね。
テニススクールでフォアハンドを片手に直そうと言われて練習していたんだけど、
両手じゃないと力が入らない。
トップスピン打ちたいから、片手では厳しいかな。
ラケットって意外と重いから、ずっと片手は、ツライよ。
今になって思うのは、
エアケイは音痴だからライジングが打てないんじゃないかと。
リズムが普通と違うんだよね。
準備とか引きとか打点とかじゃなく、ライジングはリズムが速いからだと思ってる。
しっかり待って打つのとライジングの両方を練習して、
ライジングの時は本気で振り切らないとコートに入らない。
「練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ。」
理事長は、エアケイの失敗を見てるから、最短距離を突っ走る。
うまくなりたいな。
自分に厳しく。
「テニスは語ってもしょうがないですから。」
と、今日は体育会くんが良いことを言っていた。
上手い人ほど黙って練習する。