ありえない強さの過去の栄光をもつ選手たちにもまれた1日だった。
1-6
1-6
2-6
4-6
この大会は去年から一年中出ていたが、今日の対戦レベルの高さは今まで経験した中で一番だった。
元全日本
元インカレ
女子も男子も同窓会。
一年中通っていたので色んな人と顔見知りになり、
しゃべったことがなかった人たちとも、
お! あけましておめでとうございます!
なんていう会話になったりした。
和気あいあいムードだったが、話題は理事長の上達具合と女子シングルス初勝利で盛り上がったりした。
元インカレ選手の同世代女子は、
「私もうシングルスは無理。走るのが好きじゃないと。女子のシングルスは、いかに相手を走らせるかだから。」
と、ペアの有名な男性とエアケイを交えて解説してくれた。
んで、
リーグで対戦することが決まってたんで、
最初のサーブ練習で理事長の腕前を確認し、
試合では理事長の心が折れない程度のサーブを打ってくれた。
男性のほうは、スゴいセカンドのキックサーブを持っている人だけれど、
今日はバックサイドでリターンしていた理事長が、回り込んでセンターやストレートにリターンできる程度のユルいサーブを打ってくれた。
だから、ゲームも始めることができたし、
ワケわかんない展開になったときも理事長コートの外までかなり走って取りに行って返せてたり、
思い切って逆サイドまでポーチに出たりしてたのを見て、
思うところ、あったらしい。
お決まりの
試合のあとのアドバイス。
「両手打ちであれだけ走るのが速いんだから、シングルスに勝てるの、わかる。」
えーー。
んで、
エアケイが、
理事長に何かアドバイスをしてやってくれ、
と、
元全日本選手と元インカレ選手ペアに話題を振る。
技術的なことなんか言ってもらっても意味わかんないからしょうがないんだけどー
んで、
男性からは、
「サーブのときにボールの芯を打ててない。外側を皮むきになってる。」
と。
え?
そこまで理事長は上達しているんだ????
エアケイが、うん、うん、とか言って。
んで、
女性のほうはもっと細かく、
「今はボールのココを打とうとしているけど、そうじゃなくて、打つのはココ。ココを打って振り切ればパワーが伝わるし…。」
と、
エアケイがいつも言ってるようなこと、言われる。
やっぱ、そうなんだ。
んで、そのペアの2人から、
「なんだいつも言われてんだ。じゃあアドバイスにならないか。
うーん。
そうだなあ…
あとは、足が速すぎて打点より一歩先に行ってるから手前で一瞬、止まれるようになることと、
ストロークの打点が近すぎるから、もっと肘を伸ばして、ゆったりスイングしたほうがいいのと、
真ん中よりだいぶ上で打ってるから、もう少し真ん中で打つようにすればボールにパワーが伝わると思う。」
と、
あれこれ考えてくれた。
「ほんっっとにコレからなんだね。楽しくて仕方ないでしょう。」
と、ペアの男性から言われて理事長、照れる。
でも理事長がセンターに打ったサーブはキマってくれたから、
「いいとこ入りましたよ。」
と。フォロー。
この男性のテニス仲間つながりが理事長のテニス仲間つながりだったり、エアケイのシングルスつながりの人もいたり、知り合いが多くて、やたら色んな人とつながっていることがわかり、世間は狭い! と、驚いた。
理事長は今はプレーヤーになってるので裏方の仕事はやっていないから最近の様子はわからないけど、学生時代からブランクなしでテニスを続けてる男性だから、裏方の人たちともつながっていた。
んで、
田園トーナメントは年齢別が50歳以上しかないから、ミックスダブルスで出るなら武蔵野ローンテニスクラブの大会をオススメされた。
田園の一般はプロが出てきちゃったりするから、記念出場するにしてもダブルスで出るの理事長にはまだ早すぎるんで、今年は武蔵野ローンテニスクラブにしてみるのは?
と、いうアドバイスをもらった。
この男性には、左利きのスライスのリターンのやり方を見せてもらった。
今日は、ことごとく左利きの選手と当たっちゃう日で、
理事長はバックサイドに左利きの男性からスライスサーブを強打されてパニクるところから1日が始まったので、どーすれば返せるのかなー、と、悩んでいた。
クラブハウスで初戦のショックを話していたから、男性がバックサイドに入ってたので、
左利きの速いスライスサーブですか〜、
なんつって考えて居たんだけど。
試合になると、コートの外まで回り込んで、フォアで完璧にリターンしていた。
なので、
次に当たった左利きの女性のサーブは、理事長すべて回り込んでフォアでリターンすることができた。
この左利きの女性のペアとは、真夏の大会でも当たったことがあるのだけど、2ゲームしか取れず、さらに、彼女のサーブにはかすりもしなかった思い出がある。
そのときはフォアサイドに入ってたのと、左利きの人には全て負けていた時期。
けど、今回はちがってた。
この半年で理事長のテニスが進化し、
彼女のサーブをリターンできるようになっていたことと、
理事長自身のサーブが上達していたことで、
「ほんっと練習したんですね。」
なんて言われて、照れた。
しかし、この左利きの女性のペアも進化していてビックリした。
夏に初めて会ったときは勝てそうで勝てない惜しい試合な感じだったんだけど、
女性がさらにうまくなっていてビックリした。
夏に初めて会ったときは、
「男子のボールを一生懸命返してれば女ダブに役立つから、ペアを探して頼んで出てもらってる。」
っていう話だった。
このペアも一年中この大会に出ていたから、クセも含めてペアが合ってきた感じだった。
今年は新年早々、鬼強い人たちに揉まれるスタートを切ったけど、
理事長こないだシングルスで勝ってるんで、
もろもろ感心されたりした。
女子シングルスは体力勝負の世界だから、
一回、勝つのがタイヘン。
けど、
ミックスダブルスの緊張感とストレスも半端ない。
打たなくてもボール見てるしずっと前後左右に動いているから、ミックスダブルスはハードだなら、かなり疲れる。
元インカレ選手の女性は足が攣っていた。
やっぱり腰を落として構えて動いているから、打たなくても、かなり走っているんだそうであった。
だよねー
理事長てきには、シングルスなら全て1人で拾ったり打ったりする、ということが最初からわかってるから入りこみやすいんだけど、
ダブルスの場合は、
「このボールはいったい誰が打つんだ? 」
ということを考えているので、
その一瞬が非常にストレスがかかる。
去年の夏ごろまでは全て自分で取ろうとしていたんだけど、
ミスるかもだし、
後ろのエアケイに打たせてやらないと機嫌悪くなるし、
などなど、
理事長の前衛は色々とキビしい。
しかし元全日本元インカレペアのいうことには、
理事長は運動神経いい、反射神経いい、足速い、
んだそうだ。
大学で体育会だった人たちだから、見てるところとアドバイスがちがってた。
リターンするときに、相手が打ってるボールの場所まで見てるんだ。
当たり前か😅
今日は良い1日だった。
ただ、疲れた。
理事長の趣味とフィーリングでトップスピンには陸上部だったやつらが集ってるから、みんな走るのは好きである。
ダブルス前衛キメキメの部活くんは、実は走るのがものすごく速い。
ひょっとすると粘るシングルスの面白さがわかってきたら、部活くんもダブルスプレーヤーをやめてシングルスに転向するかもしれないな。
シングルスは精神力つくから、勝て始めると、一皮むけるよ。
人間的に成長したかどうかはわからないけれどね。
しかし、疲れた。
初打ちの全身筋肉痛が治らないうちに昨日トップスピンで練習。
今日はミックスダブルスの試合と緊張感で、また疲れた。
歩くときガニ股になってる。
疲れた。
こんなに気持ち良く肉体的に疲れると、さすがに頭脳労働の疲れは取れた。
明日からさわやかな初出勤。
にしても、
理事長の足が速いということがビックリだ。
一生治らないケガ。その後遺症あるから陸上でやるスポーツは無理って医者に言われてたんだけど。
テニスには支障ないんだね。
良かった。
何十年も暗い青春時代を引きずって悩んでたから、
またスポーツできることがうれしい。
シングルスがんばろう!