とても遅いハードコートとNP。

1本打ちクロス

いつも練習してる赤い軌道をフォアのロングボレーでパッシングショット

浅いボールをロングボレーでショートクロスに打てないだろうか?

打ってこない人対策を考えた。

考えたから、試してみた。


先週、打ってこない人について悩んでたから(そういう悩みを会社で話すんだ。というか、日曜日の試合結果を月曜日に話しするのが息抜きだから。テニスの人たちは、本当にいろいろ言ってる。)職場でテニス部の人に相談してたので、いつも誘ってくれるから今週から時々、昼休みに参加することにした。

ベテランの選手が近いところに2人いるので、その2人が相手してくれることに。若者だと気を使わせたら悪いから。ベテランに頼んだ。

昼ご飯ぬきで。

サーフェスは遅いハードで、ボールはNP。いちおうスリクソンHDのニュー缶を持参したんだけど、

「もったいねーだろ。」

とか茨城なまり? で理事長、怒られる😅

が、HDも、しっかり4球使ってみた。NPと衝突の感覚は変わらないが軽さが全く違う。

私は典型的な「ノンプレが打てない人」だったんだけど、この1年の練習の成果で、しっかり打てるようになっていた。スピンのかかりが悪いけど、飛ばすこともできるし、神和住純に習ったばかりのボレーも打てた。

相手してくれたベテラン選手は、さすが壁で練習してきただけのことはあり(壁打ち練習場もあるそうだ。)、2人とも年齢のわりにフルスイングだった。

黙々と乱打。

職場だし、ベテランということは、職位もベテランなワケだから、テニスの場合は誘われても入りにくい。

が、ノリで乗り切る。

30分ぐらい延々とラリーしてると聞いてて、テニス部の人たちの汗だくぶりを見ていて、激しくやってるのかなと想像していたが、本人たちは、「強く打たないでゆったりラリーしてます。」と、言っていた。

「ゆったりラリー。」

この言葉に騙されてはいけない。

遅いコートでノンプレだから、壁打ちやってるような感じだった。しっかり腰を入れて打って行かないと、ボールを飛ばすことができない。

2対1で、強くてサーブ&ボレーのAさんが1面をやってくれた。かっこよくてエラいBさんのほうがバックサイドに入って、いちおうレディーファーストか何かで、日陰になってた場所に入れてもらった。フォアサイドで練習。

ひたすらセンターにつなぐ、つなぐ、つなぐ。

相手のベテランも、とにかく打ってつないでくれるけど、スライスもボレーも遠慮なく来る。ネットに来たらロブを自然に打てるように練習して行きたいので、トップスピンロブを打ってみた。

Aさん「コレ!! 入るんだよ。」

とか、茨城なまり? で言われても😅

Bさん「おー………」

Aさん「な? 」

ってなわけで、

つなぐ、つなぐ、つなぐ、たまにミスる、次のボール出す、つなぐ、つなぐ、つなぐ、たまに左右、またつなぐ、つなぐ、つなぐ、ネットに出る、抜く or キメる、次のボール出す、つなぐ、つなぐ、つなぐ、つなぐ、つなぐ。

コートが遅いぶん、浅くなったボールを、ボレーできるんじゃないかと思った。

いつも練習してるショートクロス。

ドライブボレーやスライスボレーではなく、神和住純に習ったばかりの突き出すボレーでショートクロスをノーバウンドで打ち込んだ。

しっかりとラケットの真ん中で突き出すボレー。絶対にラケット振らない。スライスも、かけない。つまり、手首を使わない。手のひらの腹を使う。

シングルスコートのショートクロスにロングボレー。

キマッた。

Aさん 「すげぇ。」

Bさん 「おー…さすが。」

理事長 (独り言)

また、黙々とつなぐ、つなぐ、つなぐ、つなぐ。

かっこいいBさんは全くしゃべらないで打つタイプで「絶対にテニスでヘンな事しない。」と、決心してるかのような態度だった。

他の人たちは、ふつう。

競技志向の人たちと「ゆったりとラリー」とか言っても、ぜーったい、いろんなこと考えながらやってるに決まってるんだから、私も、ふつうにやった。

振り回さないよう、走らないようにやるから疲れないけど、

「センターに返し続けるだけ。」

という練習が久しぶりで懐かしかった。

この2人のベテランは休まないんだそうで、用事がない日は毎日、出てる。

Aさんがスゴくて、徹底的にコストかけないで技術を習得してきた人。DVDもなければYouTubeもない時代に、あったのは雑誌と壁とテニス仲間。

「レッスン受けて試合球で練習してカネかけてんだろー。」

とか言われて、恥ずかしくなるぐらい上手い。

レッスンは無事に終了したので、今後はみんなと同じように球数を打ち、試合に出て、今ある自分の基礎的な課題を練習していく。

どんなコートでも、どんなボールでも、しっかり打てるようになりたい。

こんなふうにして、感覚が磨かれていくのだと思う。

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「キメたときヨシ!って言った? 」

言った。そこは、声の出るところ。

ネットインで「すみません。」は、ふだんの練習の時からしっかり声かけて行くことにした。

パッシングショットは、場の雰囲気が盛り上がるし良くなりますね。

パッシングが苦手だとボレーヤーが圧倒的に強くなるけど、パッシング好きな理事長はパッシングのことばかり考えてるようなところがある。

決して簡単ではないけど、抜けた時の快感は筆舌に尽くしがたい。