パロディ- こんなやつとは練習したくない。

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「ぼくあそこんちの猫きらいだよ。やたら気取ってんだもん」


やたら気取ってる人って、いるじゃないですか。

そういう人とテニスしたくないじゃないですか。

下手なのに気取ってる人って、いるじゃないですか。

下手だから、自分より下手な人を見つけたら気取ってる人って、いるじゃないですか。

自分より上手い人にはへーこらする人って、いるじゃないですか。

なんだっけ。

虎の威を借る狐、じゃなくって、弱い犬ほどよく吠える、じゃなくって、なんだったっけ。

威張る人ほど実は心が弱い、っていうの。

自分で気づいていればいいけど、周りの人は、見ているからね。

テニスでいえば。

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こんなやつとは練習したくない。

何エラソーなこと言ってんの?

おまえテニススクールの回し者か、って。

初めての環境で緊張してんのに、

下手なことにするなよな。

理事長は今日も残業。

残業終わってテニスに駆け付ける。

めちゃくちゃ税金払ってきた人に対してエラソーなこと言いたかったら、一人前に税金納めてからにしてくれ。

普通の社会人の感覚だと思うけど。

勘違いしてる人とも練習したくない。

本当に練習が好きな人と練習するのがトップスピン。

本当にコーチやったことある人が何人かいるトップスピン。

エラソーな人とは練習したくない。


 

こんなやつとは練習したくない。

ラリーが全然続かないやつ。
技術的に続けられないのも問題だけど、それよりも
決めようとし過ぎてミスばっかり。
続けようとしろよ。
こっちの練習にならないだろ。

すぐ怒るやつ。
自分のミスにも怒るし、風が強いとかイレギュラーしたとかって
いちいち感情的になってイライラする。
挙げ句の果てにこっちのナイスプレーが続いたことに怒ったり。
真剣に取り組んでいるのは分かるけど、はっきり言って迷惑。
ちゃんと自分をコントロールしろよ。

体力無いやつ。
練習ってやっぱりハードにやりたいし、試合のことを考えると
3時間以上はやりたいんだけど、それがもたないんじゃあ
後半グダグダになる。
技術の向上ばかりに目を向けている場合じゃないよ。
ちゃんと普段から走っておけ。

頭使わないやつ。
練習ってある程度相手の事も考えて練習しないとダメでしょ。
自分だけの練習じゃないんだから。
練習メニューにどういう意味があるのかちゃんと理解してもらわないと。
それからテニスというスポーツ自体、頭使わないと成長しないしね。

志が低いやつ。
「どうせ俺なんて」って気持ちのやつと一緒に練習してると
すぐに諦めるし、改善しようとしない。
妙に冷めた空気持ち込んで、練習の雰囲気も壊れてしまう。
有頂天になっているやつも困るけど、自分の成長を信じていないやつは
一緒に練習したくない。
決めてもヘラヘラしているやつにはライバル心が湧いて来ないしね。

試合に出ないやつ。
強くなりたいって思っているけど、試合に出場して負ける事を
恐れているんだよ。
「強くなったら出よう」って言ってるけど、試合に出場しないまま
自分が納得するまで本当に強くなれるのか?
そういうやつはマッチ練習もやりたがらないし、派手な一発強烈ショット
ばかりを練習しようとしている。
でも、そもそもそんなシンデレラストーリーはテニスの世界に存在しない。
いい加減、逃げ回るのはやめにしろよ。

こだわりのないやつ。
ラケットとかシューズとか、練習中に着るウェアとか最低限
こだわって欲しいよね。
とくにガットが切れそうなラケット1本しか持って来ていなくて
「切れたら貸して」なんて言う練習相手はうんざりする。
しかも貸してあげた俺のラケット、全然違うタイプなのに結構
打ちやすそうに使いこなしたりするし・・・。
ズルズルに滑るシューズでこけまくったりしているのに、また
次も同じシューズ履いてくるなんてタイプもいるんだよ。
向上心があるのなら最低限で良いからこだわろうよ。
プライドを見せろ。

テニスが好きじゃないやつ。
テニスの楽しみが分かっていないやつとは練習したくない。
テニスの楽しみとは、相手選手と打ち合うこと。
自分自身をコントロールすること。
粘ったり考えたり、どんな状況で自分自身を信じ抜くこと。
そういった様々な要素をちゃんと理解したうえで、それを
試合という本番にぶつけて結果を出そうとすること。

強い選手の共通点って、やっぱり練習相手が豊富なこと。
テニスをちゃんと好きになって、色んな人の練習相手に
選ばれるように。