少しずつ前に進んでいるという感覚は、人間としてすごく大事。
- イチロー -
何度か仮死状態になったジェシー君は、息を吹き返した。
エアケイにすれば毎度のことだが、わたしの言うことを否定し、ネットで調べた情報から得た悪いことをして、ジェシー君と楽しいことだけをして、死にかけたら助けてくれだと?
つくづく虫の良すぎる話である。
楽しいことだけをして、影の部分から目を逸らし続けた結果だ。
昨日の、命の授業の体育教師は、理事長は特にフォローしていたわけではないけど、
エアケイにショックを与えて反省させるためにソースを探したわけだ。
つまり、
エアケイにすれば、自分の不注意から、ジェシー君を殺しかけたわけで、
それを、助けることができず、風呂から出て助けに来いとパニックを起こしたわけで。
理事長が助けに行くと、ものの10秒で助けることができたわけで。
エアケイにすれば、犬飼う資格ないでホンマ。
飼育本とか、ネットで調べたり、愛犬の友とか、パピーパーティーとか、あちこち会合も出かけて友達も作って楽しんでいたわりに、
殺しかけたわけで。
それも、理事長の言うことを聞かずに自己流でやったことが原因なわけですよ。
飼育に失敗して死なせるというのは。
いや別に、家庭が険悪にならないですよ、無事でしたんで。
説教してもとか、無駄ですし。
エアケイ本人が興味を持って、YouTubeでも講義をしていた「命の授業」の腰塚さんだけど、
エアケイと同い年の51才だった。
えらい違いだな。
世の中には、地味に立派な人がいる。
地方の教育テレビって、なんだかすごく、懐かしい。
あのなかに、自分の知りたいことがあったりして。
イチローのルーティンが大事な理由を、授業の中で話していて、
いろんなことが腑に落ちました。