球出し練習はきわめて奥が深い基本練習だ。
最近は上達したかで、つなぎのボールが返って来ないことが増えた。
浅いクロスは、つなぎのはずだろ。
以下は、
3年前、
まだ、走りながら打てず、クロスとストレートの球出し練習しかできなかった頃の話だ。
シングルスのオープン大会で全てセンターにロブでシコるという暴挙に出て、
目先の1勝に溺れ、
テクニックの醸成を怠りかけた時期の話だ。
ストロークの球出し練習だけは楽しかったので、
ただただ、的を倒して楽しんでいた。
良いボールじゃなくても、
かっこいい打ち方じゃなくても、
的さえ倒せば満足だった。
的あてゲームのようで面白かった。
今、見返して、理事長は驚いている。
実業団選手と、軟式テニス千葉県ベスト4の選手と一緒にやる球出し練習だ。
カッコ悪くないし、
的を倒して盛り上がっちゃってるし、
しっかり前に入って高い打点で打ち込んでいる。
前に入って打点を落とさず、的を、攻撃している。
的を倒しているということは、コートに入っているということだ。
だからたぶん、
クロスは入るようになったから、逆クロスを練習したんだと思う。
トップスピンに練習に来ていたうまい男子が逆クロスのショートアングルを決めていたのがカッコよくて、
どうせなので練習した。
どうせなので、というのは、試合に行けないので、という意味だ。
女子シングルスは競技人口が少なく、出場する種目をシングルスに限定すると、女性はテニスの機会が限定されるからだ。
球出し練習は、一定の効果があると期待できる。
このあと試合に行けない時期が約3年と続いたわけですが、球出し練習に参加していたおかげで、実戦的なレッスンを受けてレベルアップすることができました。
ついに、当てて返したり拾うしかないテニスから、ばっちり展開できるテニスをできるようになるのかな?
後ろで私と談笑している、青シャツ短パンの選手が、プレースタイル打ちじこりのショータクンで、当時は実業団5部でした。
上達して、去年はぜんぶ勝ったんだもんね。
懐かしくて、感動した。
私は今は埼玉に来て、なんとかテニスを続けています。
明日も練習だ。
ガンバロー🐥