草トーとはいえ昨日の大会はシリアスだった。
番狂わせが目の前で起きたとき、その試合を見ていた自分の観戦マナーのせいかと思ってしまった理事長です。
「ナイスショット!」
とか、声援を送ったり、ぱちぱち拍手も、した気がする。
予選で菊地選手が負けて、ベスト4にも入ってなかった。
ショックで放心状態。
テニスは、黙って見てないと行けないから難しいです。
昔、つっちーがシングルスで負けたとき、感情移入しすぎて泣いたりしていたけど、ダブルスでも「優勝候補」とか「シード」とか、あてにならないほど無名のポッと出が草テニスの世界にもある。
太郎だって、初めて出たとき「見たことがない。」って言われたんだから、「有名人」と「強い人」って違う。
昨日はARESもベスト4に入ってなかった。
ARESって名前が、ひとり歩き。
昨日は価値観がガラリと変わった1日だった。
さて
自分の練習のため、基本方針を振り返りたいと思う。
(2016年6月の記録)
藤澤さん
こんにちは。
昨日は珍しく終日グランドで学童野球を見ていたので、
顔と手の甲の日焼けが痛いです。
真夏でも長袖派なのですが、毎年手首から先を忘れます。。。
学ばない男です。
「動かしたいように身体を動かす」というのは真理だとずっと考えています。
野球で言えば、プロ野球選手であっても、草野球プレーヤーであっても、
ウォーミングアップ内容はさほど変わりがありません。(これもどうかと思うけど)
キャッチボールをして、ペッパーやって、ノックを受けて。
これはトレーニングでもなんでもなく、そして実はウォーミングアップでもなんでもないかな、と、
その日のその日の体調確認をしているんだと自分では思っています。
キャッチボール:「いつも」に比べて、肩の動きはどうかな?
「いつも」に比べて、ボールの回転数はどうかな?
「いつも」に比べて、ボールの回転軸は傾いているかな?
「いつも」に比べて、しっかりとグラブの真ん中で捕球できているかな?
ペッパー:「いつも」に比べて、バットとボールの当たる位置がずれていないか?
「いつも」に比べて、バットの軌道に変化がないか?
「いつも」という自分の中の「定規」「基準」との違いを確認しています。
日々の体調で、「いつも」と若干ズレが生じるので、そのズレの幅を確認します。
試合までにズレを「修正」できれば、試合では「いつも」通りにします。
「修正できない」状態であれば、「ズレがあることを把握」したまま、プレーします。
これが、武井壮の言っていることだと僕は理解し、実践していることです。
武井壮の凄い所は、日々の生活の中でいつでも「いつも」と同じ動きができるように準備をしているところですね。
「練習に飽きない工夫」というのも重要ですね。
どんなにまじめな人だって、同じことを10分も続けていれば、飽きますし、雑になります。
指導をしているとよくわかります。「飽きている」と「集中して!」と注意されるのが嫌な人は「飽きていないフリ」をするのですが、それもハッキリと見えてしまいます。
「飽きていないフリ」をしている時点で、練習効率は下がるので、
指導者には「飽きさせない指導」が必要な能力だと思っています。
「集中できる時間を延ばす」かつ「練習効率を下げさせない」こと。
これのポイントは「もう一丁!」を無くすことかなぁ、、、と。
試合に「もう一丁!」なんてないですし。
「この一球は絶対無二の一球なり」ですね大人も子供も。
そうは言っても、「質を高める練習」と「量で刷り込む練習」をバランスよく行うことではないでしょうか。
比重からすると、初級者は「量で刷り込む練習」を多く、上級者は「質を高める練習」を多くするというのが、僕の考え方です。
> 上手い人しか上手くなれないという図式なので、早めに頭打ちが来ない
> ようにタモリさんが言ってる「悪い方に固まる。」のは避けるべきです!
上手い人も上手くなる前は上手くなかったわけですから、
自分がうまくなっちゃうしかないだろうなぁと。
上手くなるには、「量で刷り込む練習」をしつつ、少しでも「質を高める練習」を取り込めばいいだけです。
考えすぎてはいけませんが、考えながらプレーをするって感じですかね。
テニスのストローク練習は、ショット後のステップバックするので、この時間に考えることができます。
卓球よりもよっぽど長い時間、考えることができる時間があるので、
そこで、「1つだけ」考えるようにしたらいいんではないでしょうか。
ポイントは、考えすぎてはダメです。絶対に。
考えすぎると、身体が動かなくなります。
あくまでも、「量で刷り込む練習」を主体にし、空いている時間(ステップバック)で1つだけ考えるようにしたらいいと思います。
考えることは、「1つの課題に絞って、それが今のショットでできていたかどうか」を〇×だけで考える。
それが判断できるようになったら、「×を○に変えるには」を考える。
たぶんすでにやっていると思うのですが、これを繰り返すんですかね。
ポイントは「考えすぎない」ことですね。
トップスピンの動画(注:「エアケイと体育会太郎のフォアハンド・球出し練習」)を見ました。
藤澤さんのスイング(注︰理事長の球出し)の軌道は安定してきましたね。
藤澤さんの球出しがうまくなるには、球出しの際のトスを、もっと精度高くいつでも同じところに同じスピードで同じ高さであげることでしょうね。
(2016年6月27日の記録)