壁打ちテニス、悲観主義、楽観主義、現実主義。

The pessimist complains about the wind; the optimist expects it to change; the realist adjusts the sails.

 

- William Arthur Ward (ウィリアム・アーサー・ウォード) -

 

悲観主義者は風にうらみを言う。楽観主義者は風が変わるのを待つ。現実主義者は、帆を動かす。

 

(米国の作家 / 1921~1994)
Wikipedia(英語版)


今日も壁打ちテニス。

環境が良すぎて、テニスをする場所には困らない。

孤独だ。

3月7日にパインヒルズに行って以来ずっと「テニスのない週末」を過ごしている。

2月29日が最後の練習会だったわけで、その最終日には

「感染症が流行っているから、乗り換えナシで来れる人か自分の車で来れる人。」

そんなふうに案内を出していた。

転勤の時期。最終日に沼田君が参加するとのことで、かかわりのあった選手に声もかけたが、なにしろ場所が遠くて足もなくて難しい。

「悪い病気が流行ってるみたいだから、乗り換えてまで電車移動しないほうがいい。」

トップスピンの理事長が神経質で、メンバー苦笑い。

ところが、流行の先を行っていたというほうが正しく、状況はますますひどくなっている。

「理事長がよけいなことを先読みしていく。」エアケイことかっつんのほうが、面白くない、毎日つまらない。

せっかく会社休みなのに、っていうわけ。

会社が休みなのは、自由な休みではない。管理された不自由な自粛生活だ。

今日も壁打ちテニスに行ったが、オフ会も行われているようだし、レッスンも行われている。

テニスコーチがレッスンオフを主催するのは、アリかナシか。

倫理的には、ナシだと思う。

フリーランスで厳しい現実だ。

緊急事態宣言が出ている状況で、生活があるし需要もある、っていうことなんだと思うけど、今この状況で人を集めて商売するというのはリスクが高いと思う。

今この時期にレッスンを受けに行くほうも行くほうだからだ。

自己責任とは言えない。緊急事態宣言の性質上、主催者側の責任が大きいと思う。

少なくとも自分にとっては、

「この時期にやるんだ。」

という唖然とした気持ちしかない。

児童の保護者なんか、ものすごく厳しい。見る目が厳しい。

やっぱりレッスンっていう以上、指導者みたいな立場になりますもんね。

フリーランスでやってる以上、信用問題じゃないか。誰か止めてあげればいいのに。

テニスコートは営業されているからね。

強制的に止められない限り、レッスンなくならないですね。

フリーランスだから指導も入らないし、情報が耳に入らないんだと思うわ。

厳しい現実です。仕事としては命がけでやってることになるからね。

あたしだったら、全力で転職するけどな。

テニスコーチできるんだから、他の仕事もできると信じてるよ。

そうだなぁ、ドライバーとか?

感謝されるし、人手不足だし。


ソーシャルディスタンスの定義として、「30分以内」という規準があるそうだ。

3密な状況に30分その状態でいてはいけない。

一瞬でも気を使うようになり、会話にギクシャク。

 

状況としては異常だ。

 

ひとり暮らしで誰とも会話がなかったら、本当きついだろうし。

精神力もつかな、自信がない。

エアケイはずっと在宅で自宅待機、週に1日しか仕事しないそうだ。会社からの命令なんだって。休業してないけど、それぐらいしないと8割は減らないそうだ。行政に組み込まれた業種なので、なんか、大手みたい。会社としての体裁があるから、という理由だそうだ。

 

毎日在宅で家事やらされて、もう飽きた、うんざりだ、と言って、イライラしている。

今日なんか、しれっと熱海に行ってもバレないんじゃないか、とか危険なことを発言した。

金曜日の夕方、草加駅前に行った。

駅ビルもファッション館? のほうはクローズしてる。

美容室は、大手チェーン店はクローズだけど、個人経営のお店はオープンしてる。

 

この話したかったんだ。

 

自宅の徒歩5分圏内に理美容室が2、3件あるんだけど、先週ぐらいからオープンしてる。

マスクして換気して、オープンしてる。

ソーシャルディスタンスを取るのは無理だから、会話ナシで。

 

 

3月14日ぐらいにSHISEIDO行きましたが、マスクと手袋でのおもてなしに違和感を覚えたものの、大手チェーン店だからと思って緊張した。

担当してくれた美容師のディレクター?とかいう肩書の女性が、「仕事なくなるかも知れない。肉体労働するしかない。この年齢(アラフォー)だから他にスキルがない。手っ取り早く肉体労働するしかない。何かアイデアありますか?」という話をしていた。

たぶん、同い年ぐらい。

「ホームセンターの品出しとか、生協の仕分けとか? 」

「アメ横どうでしょうね? 」

「築地が時給いいんだよね。」

「学生のバイト探しみたいな。」

「今は豊洲かな? 」

「朝早く行くのは自信がない。」

「じゃあ、宅配便の仕分けかな。」

「経験ありますか? 」

「社会人3年目ぐらいのときに深夜のアルバイト行きましたね。」

「若い! 」

「友達に誘われて友達作りに(笑)」

「友達いてもお金ないと。」

「それ。急に不景気になっちゃって、当時はレンタルビデオ屋でバイトしてるOLさんって多くて。」

「20代はなんでもできますね。」

「体力すごくて。」

「30歳でガクッてきました? 」

「35歳で。」

「そこですね。」

「体力の限界。」

それでも40代の前半までは頑張れても、年齢を決定的に意識しますからね。

テニスのない週末を過ごしながら、最近は競馬みてます。

競馬やってるんですよ。

無観客レースで、皐月賞も話題になってました。

テレビで見てます。

細かいことは全然わからないし予想できるまでいかないし馬券も買ってませんが、土日みてますね。

G1レースとかの有名な大会は見ようかな。

今って土日ひまがあるからか、懐かしい人から連絡きたりしません? 年賀状の返事も全く書いてなかったのに、メーリングリストから消えてないんだよね。

自分は独身のときに習っていたクラシックギターの先生から季節ごとに手紙やメールいただいてまして。

埼玉に引っ越してからというもの、住所が変わって年賀状も返送されたはずで、気になっていた。

「新しい教本発売しました。」

「新しいCD発売しました。」

「演奏会やります。」

すっかり優雅な身の上ではなくなってしまい、課題の「アルハンブラ宮殿の思い出」が心をよぎるが、とても無理だ。

でも、こんなご時世だから、心残りを作ってはいけない。

わたしは、メールの返事を書いた。

「オンラインでレッスンができるか模索中です。以下のアドレスからログインしてもらって…」

という返事がきた。

なんとO_o

そのギタリストの自宅が二俣川とか大和市のほうだったから、もう会うこともないなと思っていた。

演奏会も銀座なんかでは開催がなくて、軽井沢とか、あっちのほうなわけよ。

なんか、ハイソなんだよね。

もう無理だもんな。

でもレッスン料に関して言えば、テニスコーチのプライベートレッスンよりは格段に安い。

世界的な演奏家でも、大人のレッスンって、そういうレベルみたい。

ギターですか?

大学生のときに始めて、ずーっと習ってましたね。

なんか、上達すればするほど金がかかる仕組みになってて、お金かかりすぎるから、辞めます、っていう話でケリがついて辞めた。

上手くなると楽しくなって、辞めれなくなる。

気付けば上級者。

ひどいときはスタジオ代だけで数万円。

気付けば周りの友人は音楽やってる人ばかり。

いっきに全員と縁が切れるわけです。

そのサークルの友人から時々メールもらうけど、「ギターもYouTubeに載せろ」って言われるじゃないですか。

もう無理だから(・。・;

音楽、聴いてもないですし。

とは言っても、今はYouTubeがある。

公開レッスンもあるから見てくださいって話でした。

いい音楽、聴きたいですね。