What do you do with a mistake: recognize it, admit it, learn from it, forget it.
-Dean Smith-
「失敗をしたときにどうすれば良い? 失敗を認識し、受け入れ、そこから学び、そして忘れるのです。」
(ディーン・スミス = アメリカで活躍した、男子バスケットボールの監督)
GWもついに終わってしまった。
今年は長いようで短いGWだった。
テニスの練習をして大会も2日連続で出場し、自分の試合はダブルスで、4戦2勝2敗、勝率5割ってわけだ。
勝率5割とはいえ、ダブルフォルトも5割ぐらい。
つまり、3回ダブルフォルトで0‐40から始まって40‐40になって1本、というパターンが多かった。
疲れたなー
でも、おもしろかった
男子のシングルスもヌマタクンが勝って、おもしろかった
正直なところ、ミスが出るからどうかなー、とか、どうにもならなくなってスライスやり出すのかな―、と思っていたんだけど、だんだんサーブの調子が良くなっていって、ボールも伸びていました。
腹筋が落ちて球質も落ちた、と言っていたけど、たしかにそうなんだろうけど、見てると、ハードコートだからしっかり伸びていました
何か、集中力なんかね?
完封勝ちがスゴかった。
あれはうれしかったですね。
映像を見たひとから問い合わせがありましたが、元関西2部、といってるほうが試合に勝ちました。
スライディングをしているオシャレなほうじゃなくて、打ち方も地味なほうの選手です。
そしてヌマタクンです。
ヌマタクンは関西出身なので差別と言うか、いわれのない迫害を受けることがあって、
わけもなく体験参加を断られる練習会があるわけです
東京って、たまにあるじゃないですか。
30才を過ぎると途端に声がかからなくなったり、わけもなく体験参加を断る練習会があったり、
などなど
さすがの理事長も、結構びっくりすることがある。
ザックリそこで切るんだー
と、いうような切り方をする練習会がある
- 関西の体育会出身者は1部レギュラーに限る(2部以下はお断り)
- 過去3年以内に地区でファイナルに行った人はOK
だから、
トップスピンにいる人の中でいえば24才ショータクン(某区準優勝)はOKだけど、24才ヌマタクン(関西2部レギュラー)はNG、と、いうことになるわけです。
これはちょっと、いただけない
レベル的にも、そこで切るのは無理があります。
人間どうかしてるって思われるよ
東京の高校から関西の大学に進学するって、ねえ。
考えなくてもわかると思うんだけど。
世間って東京って狭くて、テニスしてる人っていうと、誰が誰だかわかっちゃったり、どっかでつながってたりしちゃうので、それで。
同世代というと狭いし、そのコーチつながりでO月さんとつながったり、本当リアルでつながっていくんですよ
もっというと、ショータクンの高校時代の後輩が、ヌマタクンの大学時代の後輩で、ショータクンの高校の後輩が大学でヌマタクンとダブルスのペアを組んでいたそうです。
ショータクンとヌマタクンが進学した大学は違います。だから、ショータクンとヌマタクンに面識はありませんでしたが、ヌマタクンてきには後輩から名前を聞いたことがある人と、東京の足立区でつながってしまうわけです。
ショータクンって、あのショータクンですよ。球出し練が半端ないショータクンです。
このGWの大会にショータクンは出場できませんでしたが、もし来てたら、と思うと悔やまれる
きっと、いい試合が見れたに違いない
ショータクンは球出し練したいわけだが、たまにはヌマタクンとシングルス練もしてね
うーん
どっちが強いんだろうなあ
タイプが違うから、なんともいえないですね
テニスは個人競技
と、いうわけで、本格的な追っかけビデオを作成
ヌマタクンはうれしかったようです
そして名台詞でました
「決勝も観に来てくださいよ、ちょっとでいいんで。」
・・
テニスに関しては、なぜか人気のある選手の打ち合い合戦を観たいという欲求に駆られるのが若造の常なのであって、
理事長と大学2年生のウチムラクンは連れだって3位決定戦を観に行こうとしていたのであった。
3位決定戦は、ヌマタクンに敗れたスライディングするストローカーのイケメン僧侶と、配球にポリシーがないが最近ネットに出たりするエアケイの打ち合い。
この2人が3位決定戦をやると聞いて、
3位決定戦観に行こうよー☆彡
と、理事長とウチムラクンは盛り上がっていた。
なぜ、お寺の僧侶がテニスをしているのか?
そして、なぜ、そんなにテニスがうまいのか?
お寺の僧侶がジョコビッチのようにハードコートでスライディングをしているぅぅぅぅ~~~~
と、いう状況を突っ込みながら観たいんであるよ。
そして、エアケイがエアケイを打たず、スライスを2回、打ったりするところが練習中なんだなという感じでおもしろい。
すると、
さびしがりやのヌマタクンが、すかさず、こう言った。
「決勝も観に来てくださいよ、ちょっとでいいんで。」
台東区民のウチムラクンが、
「決勝観ましょう。どうせあっちの試合、長いですよ。」
と、するどいことを言って、理事長と2人で決勝を観戦。
下町№1の台東区
ウチムラクンは本物を知る男だ
足立区がどうしたとか葛飾区が・・とか江戸川区が・・とか、布施がどうのこうのとか言ってるこっちが恥ずかしくなってくるぐらい、ウチムラクンのテニスライフはdeepだし、リアルだ。
そんなウチムラクンをリスペクトする
テニス is リアル
一緒に観るからおもしろい
突っ込みながら観るのがおもしろい
さらに、すばらしくよいものに変わる
プロの試合より、ずっと。
わりとあっという間に決着はついた感じはしたが、8ゲームやってスコア6‐2、試合時間は28分
相手のベテランのボレーが上手くて、
「サービスゲームはボレーの上手い人のもの。」
でも、
「ストロークってホントに大事ですよね。」
なんて言う話をしながら観ていた。
つまり、ヌマタクンはストロークだけで優勝してしまったのである。
「今日、1回もボレーしてません。」(本人:談)
実際にバックハンドの逆クロスが強烈すぎて、翌日のミックスで相手のおっさん男性からストロークで狙われた時、
理事長バックにササーーーっと回り込んで、得意のバックハンドで逆クロスをヌマタクンのように打ってみました。
どうなったかというと、成功しました。
バックの逆クロス=相手のフォアハンドだから、ここで打つ意味があるのかと言われたらアレなんだけど、そのラリーが続いて、相手の男性が、じょじょに萎縮して最後はおっさんのミスでネットし、理事長のポイント。
初戦ですね。
ペアのエアケイがリターンゲームの時は後ろにいて理事長の横にいてこぼれ球を拾うためにスタンバっているのですが、相手のおっさん男性が、じょじょに萎縮して足が動かなくなっているところを見て、
バック逆クロすげえ!
と、思ったんだそうだ
つまり
真似したくなるぐらいカッコいいのバックハンドの逆クロス
トップスピンではコヤマクンのドリルでも練習してたので、あれかなー、って。
コヤマクンのドリルとヌマタクンのドリルが勉強になります
ヌマタクンが「これが一番きついんですよ。」と言ってるのが2種類ある理由ですが、ヌマタクン本人により「一番きつい。」が更新されたことを付け加えておきます。
(今のところボレスト2対1の1ストローク=一番きつい。ストローク2対1は3人ともストロークで練習してから、調子いい時にボレストでやることにしよう。)
その他の試合の映像を見てみると、理事長の部屋に訪れる人たちが、どうでもいいような雑談のようで実は、本格的なテニスの話をしていくのがおもしろい。
エアケイの何の脈絡もないテニス=ただの打ち合い ←これが楽しそうだし、本人も楽しいんだよ。
あの音声、まとめるべきですね。
テニスって、レベルじゃないよなー、と、思わされることが多い大会だった。
自分に関していえば、奈々ちゃんペアには今のところ1勝1敗。
奈々ちゃんすごいんですよ。早稲田っ子倶楽部みたいな現役体育会コーチが指導に来る地域のサークルで練習しているそうです。
いいなー
とはいっても、理事長は指導なんか受けてもどうにもならないので、今までどおり、トップスピンで練習する。
テニスって、続けていれば上手くなるし、試合にも強くなっていくね。
予選で1位通過は、このレベルの大会では初めてでした。
でも、
3勝1敗と2勝2敗は全然、違うからね。
自分のサーブが悪いせいで負けたと言っても、すぐどうにかなる問題じゃないから、少しずつ改善したいと思う。
そんなとき、思い出される今日の言葉。
「失敗をしたときにどうすれば良い? 失敗を認識し、受け入れ、そこから学び、そして忘れるのです。」
テニスだけじゃないけどね。