Without friends no one would choose to live, though he had all other goods.
- Aristotle (アリストテレス) -
メンバーがいなければ、誰もラリーすることを選ばないだろう。たとえ、他のあらゆるものが手に入っても。
とても大切な話をするのを忘れていた。
昨日のチャンピオンゲームで、理事長が2連続でチャンピオンになったことだ。
理事長リターンゲームから始まり、部活くんを倒し、エアケイを倒した。
倒したと言っても、部活くんは理事長相手にサーブ練習をしてミス、それから、フォアを改造しているみたいでトップスピン多めになったから、慣れない感じだった。
去年は体育会くんが理事長のユルいボールで練習したか何かで気づけば打ち込みが上達していたという副産物があったから、部活くんもすぐに慣れると思う。
エアケイは相変わらずで、早朝研修の寝不足により、全てにおいて狂いが出ていた。エアケイをみていると、規則正しい生活って大事だよな、と、つくづく思う。
昔:学校→部活→宿題→マンガ→テレビ→将棋→寝る(ルーティン)
今:会社→部活→残務→マンガ→テレビ→将棋→寝る(ルーティン)
学校が会社になっただけじゃーん🏃🏻
テニスをしない日はあっても将棋をしない日はない。今はネットで将棋ができるから、家の中に対戦相手がいなくても、ネットで誰かいる。
非リア将棋
つまんねー
昨日は部活くんが慌ただしく練習に来て、慌ただしく引きも良かったんだけど、理事長は、
部活くんは理事長と遊びに来たのかな?
と、エアケイに言った。
エアケイは、
部活くんはおれとラリーして調子を上げたいだけだ、おれは練習も試合もみんなの打ちやすいところに打ち返すようにしてるから、みんなおれの技術を利用して踏み台にしようとする、
と、理事長に言った。
なかなか、技術も奥が深くなるようである。
エアケイ的にはヤラレても楽しい負け方があるというのだから、どうなってもストロークは楽しいんだそうだ。
昨日はフォアをつかんだみたいだし、今回はマジだと言ってるけど、一年中フォアの調子に意識が集中している。
難しいから楽しい、んだそうだ。
そうだね。
あっさり達成できたら面白くないよね。
よく聞かれるのですが、
エアケイとは「テレビで見たプロになりきって密かにイメージトレーニングをし、試合中に突然エアケイを打ち出すようなスーパーショット志向の男子選手」を指します。
どこにでもいるよね〜
試合の中で、「このゲーム落としても、別に😏」っていうシーンが時々あるじゃないですか。
女子だったら5-0までリードしてる時に急にサーブ練習し始めてダブルフォルトで落とす人が多いね。
去年のディアドラカップの3位決定戦でエアケイが急にエアケイを打ち出したので、
「おまえはエアケイを練習していたのか?」
と聞くと、
「ふだん練習していなければ打てない。」
とのこと。
「いつ練習していたんだ? 」
と聞くと、
「イメージトレーニング。」
とのこと。
エアケイは物語の主人公に、なりきる。
エアケイはテレビを見て錦織圭に、なりきる。
エアケイのアタマの中は小学生だ。
あなたのサークルにも、きっと、いるにちがいない。
そこまでテニスが好きかね。
好きこそものの上手なれ。