そういう練習は凡人にできることではない。

「ボールに届いていながら打たないでいられるならばもっといいが、そういう練習は凡人に出来ることではない。」

理事長の部屋に寄せられた声にリプライする。

理事長ファンの軟式あがりのベテランストローカーの女性の方から紹介してもらった記事に関し、よく読んでみると、理事長の練習が全肯定されていたのである。

「ボールに届いていながら打たないでいられるならばもっといいが、そういう練習は凡人に出来ることではない。」

このあたりで理事長さんを思い出しました、だから上達が早くて試合に勝てたのですよね、と、いうのである。

「そういう練習は凡人に出来ることではない。」

いや、つまり、理事長はおなかとおしりがミツバチなのでダッシュは練習しておかないと、若いつもりでいるとケガするんじゃないかと思いまして。

エアケイが「理事長のいいところを引き出す」、というので、サーブ打って前、リターン打って前、届けば打つ、打てなければ当てる、いや、打たなくても後ろでエアケイが拾うから無視してもい、最初はボールを見ているだけでもいい、

とりあえずダッシュと動体視力を練習しようぜ

と、いう練習から始めただけです。

打ち方わからなかったし、テニスを本格的にやる気なかったわけだからですが、

勝てると自信がついて楽しくなり、

私もベースライナーになりたい✨

と、言い出してエアケイは困っていた。

時間がかかる。

おばあちゃんになっちゃう。

いや

それでもいい。

JOP年齢別は80歳代まで、あるからだ。

「回転とパワーのベースライナーは若さと体力だよ。おれもそろそろ引退だよ。戦い方を考えてるよ。」

「理事長はベテランから始めたんだからカウンターやベテランのコースを突くテニスから練習すればいいのに。」

「ベースライナーがいい。ダブルスはいやだ。わたしもベースラインで活躍したいんだよ。」

 

あとのことは

ご想像におまかせする

エアケイは仲間思いなので、

昨日の試合では素晴らしいベースライナー、素晴らしいトップスピンのストロークを見せてくれた。

相手選手の49歳も素晴らしいトップスピンで、ベースラインで攻撃しあうテニスを、観客は楽しみながら、若者がうらやましそうに見ていた。

ヘビートップスピンが打てなければやれないテニスだからである。

5試合に1試合だけでもいいから、理事長は、あのテニスがしたい。

だから、練習する。


ダッシュの練習について。

走る。

凡人にはできないそうだが、理事長はやる。

後ろでエアケイが相手女性選手のロブを警戒しスタンバイしているが、

ボールに届いていながら打たないでいられるならばもっといいが、そういう練習は凡人に出来ることではない。

ボールに届いて打点に入った。だから打った。誰もが驚いたが、これは偶然ではない。

※試合についてはアメブロにログがあります。

http://ameblo.jp/kattunchallenge/entry-12077899426.html

やっぱり打ちたいだろう。それでいい。

打つ練習なんぞはそれで十分なわけで、練習では打つことを考えずにただ届くことばかりに神経を集中すると、早く上達する。なぜかというと、それが上級者と初級者の「差」だから。

変な話に聞こえるかも知れないが、全く正しい話である。打ちたいから走る。あるいは打つために走るというのはテニスとしては正当な話だが、打てるところへ走り込めたから、そこまで届いたからついでに打たせていただいた、というのが、「上達のための練習」としては正当な話なのである。


そんなわけで、来週は理事長ファンの期待に応えるべく、春のオープンジョイフルに参加して、勝つ予定である。

エアケイと組むから、スーパーショットは期待できるが、理事長てきには自分でもミックスでスーパーショットを打ちたい。

部活くんのように男子のスゴいボールをカウンター取る練習も、試合の中で少しずつ練習している。

リターンエースは出やすいが、フォアサイドでのリターンは難しいから、理事長はダブルスの試合はバックサイドから練習してる。

もちろん、シングルスなら両サイドやるわけだから、シングルスを通してフォアサイドのリターンに自信が持ててきたら、ダブルスでもフォアサイドをやる気はあるが、

苦手なフォアサイドをわざわざやるよりは、リターンゲームをミスから始めるよりは、思い切ってバックサイドに入ろうと思う。

理事長がバックサイドに入ったときのほうが、良い結果が出やすいのは、フォアサイドのリターンが苦手だからだ。

特に男子のサーブをフォアサイドでリターンするのは難しい。

ミックスでは男性のサーブと女性のサーブを交互にリターンしなくてはならないので、まずはバックサイドから固めて自信をつけたい。

お正月にディアドラオープンで左利きのスライスサーブのバックサイドでのリターンを、八田さんに見せてもらって勉強した。

そのあと理事長は、対戦3回目の左利きの女性選手のスライスサーブをバックサイドで全てリターンできた。男子よりはスピードが遅いからだ。きっと次は左利きの男性からのスライスサーブも取れると思う。

最初は全く取れなかったから、自信がついたし、相手ペアもゲームが続いたことで楽しんでくれた。サーブ1発が続くと、大会の雰囲気がしらける。

上手い人は、そこまで考えて試合している。


日曜日の草大会では、エアケイのファンサービスを久しぶりに見ることが出来て楽しかった。

素晴らしいベースラインを見せてくれたし、

部活くんのカウンターに自信を持ってもらえたし、

いい試合をして勝つのが目標なのだけれど、

理想は、みんな違う。

みんなのプレースタイルを見ていたら、やはり圧倒的にカウンターが多い。

このごろはサーブ&ボレーも時々しか見かけないが、サーブ&ボレーとベースライナーの試合も見応えがあって、好きだ。

カウンタータイプとベースライナーの対決は、やっぱりカウンターがベースライナーのボールを利用しコースを突いてくるため、ベースライナーの思惑とは違い、打ち合わないうちにカウンタータイプのミスかエースで終わりやすい。

カウンター同士の対決は、よくわからない展開で終わりやすい。

ただ、カウンタータイプの欠点は、ゆるいボールや、女子に負けることだ。

しかし、ここぞという時にカウンターを取ることでミックスでは勝利に貢献できるため、練習は必須だ。