やればできる。やらなければできない。

 


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If you want something done right, you have to do it yourself.”

– (ちゃんとやりたければ自分でやれ。)-

人任せにしてはいけない、といった教訓です。

*写真は去年の5月17日 練習会です。

クロスラリー+逆サイドでサーブ

じっくり観察する理事長。

「近いうち倒す。」と。


みなさんありがとうございました。

理事長の部屋に続々と寄せられるコメントと、

「なんで急にうまくなったんですか。」

という質問にリプライする。


練習してたからです。

プランは、

  1. グリップを直す
  2. 身体の使い方を直す
  3. ストロークを腰で打つ

この1年間やったこと。3ヶ条。

ぶっちゃけ、サーブ打てるように、肩が回るようになるまで10ヶ月かかりました。

この苦労は経験しないとわからないと思います。

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去年の4月3日。まったく打てない。トスも全然だめ。

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去年の8月13日。まだ回らない。トスは大丈夫。

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5ヶ月後。自由に肩が回る!


この1年間で、やらないことリスト。

  1. 肩が回るようになるまでグリップを変えない。
  2. ボレーは練習しない。
  3. スマッシュは練習しない。
  4. リターンは練習しない。

走り方とか体勢とか、つまり、サーブの薄いグリップが身につくように。


試合での注意事項は。

  1. 試合でもグリップを変えない。
  2. 試合ではストロークをがんばる。
  3. 肩が回るようになるまでボレーもサーブのグリップで、やる。
  4. ダブルスの試合でのボレー・スマッシュは「ボールが見えているように。」

とにかく、試合中ボールを見る力とフットワークを鍛える、という意味です。


要は、丸1年間、ストロークしか練習してないわけです。

「テニスの基本はストローク。」

「色々やると中途半端になって何も身につかない。」

黒田コーチですから。

ストロークは難しい。

社会人は、ほぼダブルス。

社会人は、走るのがキライ。

社会人は、ボレーもサーブも打てない。

中途半端な人だらけですから。


振り返ると、

テニスの基礎技術の中ではストロークだけが異質で、

ストロークが苦手な人は、実は山ほど、いる。


女子は何かのキッカケで体の使い方が不自然になってるので、

ミックスの試合で凄く強い人でも、ストロークは苦手だ。

「コレもう、年齢なんだろうな。」

と、つくづく思っていた。

それをフラットに戻す。

果たして、自分にできるだろうか。


でも、まあ、楽しくラリーができるようになるのが目標でしたから。

テニスは、もともと。

ゲームじゃなくてラリー目的で始めてますから。

テニススクールの入門講座を一緒に受けた友達と、

仲良くラリーするのが目的なわけですから。

誰とでも楽しくラリーするのがテニスの目的なわけですから。

優雅にラリー。

楽しくラリー。

それが、いかに難しいことか。

男でも、できない。

それに気付くまで、そんなに時間かかりませんでした。



ボレーについて。

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ある日、トップスピンの練習会で「渋谷ではたらく」広告マンの営業くんが、両手でバックボレーを打っていた。

営業くんが両手でバックボレーを打っているのを見て、私も両手でバックボレーを打ってみようかな、と考えた。

営業くんに打ちやすいかどうか聞いてみた。

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「打ちやすいです。」

「ぼくも非力だったんで。」


たまに、いますよね。

両手でバックボレーを打つ選手。

ストローカーの営業くんとエアケイが何か話していて、営業くんもボレーは練習する時間なかった、と、いうような。

伊達さんがバックボレーを両手で打っているんだから、理事長もバックボレー両手で。

やってみようかな。

しかし、ずっとグリップチェンジしてることになる。



  1.  ストローク←常にグリップチェンジ
  2. フォアハンドの両手
  3. バックハンドの両手
  4. フォア・低いボールの両手
  5. フォア・高いボールの両手
  6. フォア・遠いボールの片手
  7. フォア・トップスピンロブの両手
  8. フォア・ライジングの両手
  9. バック・低いボールの両手
  10. バック・高いボールの両手
  11. バック・ライジングの両手
  12. バック・遠いボールの片手

ストロークだけで、何度もグリップチェンジしてる。

黒田コーチは、ストロークのグリップについては、

自分が打ちやすいグリップ。

ようは、自由。

なんでもあり。

間違った方向に行かないようにと、

「理事長さんは両手のほうが打ちやすそう。」

「両手にしておきましょう。」

「両手のバックハンドの方が、ずっと上手い。スピードも出てる。」

「片手にすると力が入ってない。左手が余計なこと、する。」

そう言われた時はショックだったんですが、事実なんで。

まあ仕方ないかと思って、自分の打ちやすいグリップにすると、

やたらとグリップチェンジの回数が増えるわけ。

黒田コーチですから。

ストロークのグリップ、なんでもあり。

理事長、ほったらかしにされる。

自由にやらせてもらって、

あっという間に泣く子も黙るトップスピンロブを打てるようになった。

長年やってる生徒さんが悔しがってましたが、

それも、ほったらかし。

テニスは、ほったらかしにしないと上手くならないようである。

ずーっと基礎技術練習。

ストロークのみ。

で、純さん。

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理事長のストロークを見て、グリップを見て、

「よくいる女子選手。」

へぇー

 「アマチュアの場合はレベルスイングで良いと思ってる。」

「もっともっとレベルスイングで押す。」

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ここまで押しても大丈夫。

伸びるボールが、打てるように。

「そのうち安定してくんだろ。」


その日はボレー練習から始まったのですが、

理事長は開き直り、

「ボレーは興味ありません。練習も、してないし。」

「お正月にダブルスの試合があるから、試合中だけボレー練習やる。」

「お正月にシングルスの試合があるから、勝てたら、ボレーも練習しようかなと思って😀✨」

と、笑顔で対応し、スルー。

あの神和住純さんですよ。

理事長そんなこと言うから、目をつけられて教育される。

「ノーグリップ・ノーフォーム。でも、基本はあります。」

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「ラケットを出せ。」

「ボールを自分で打つ。」

と。

フォアボレーの打ち方を教えてもらった。

へぇー。

純さんそんなこと言うから、大学生が理事長の周りに集まってくる。

どうやら、彼らもボレーが苦手らしい。

ストロークが好きなんだそうだ。

へぇー。

大学生からバックボレーの練習のやり方を教えてもらった。

「誰か友達に球出ししてもらって、たくさんボールを打つ。」

「そうじゃないとバックボレーは打てるようにならない。」

みんなが言うことには、サーブとバックボレーが難しいわけですが、

グリップを直して体の使い方を直して、ストロークの練習に集中してたんで、

ボレーもグリップチェンジすることにした。


今できるのは、

  1. フォアボレー
  2. フォアボレーの高いところ
  3. バックボレー
  4. バックボレーの低いところ
  5. バックボレーの高いところ=サーブのグリップ

ハイバックボレーを打つグリップが、サーブのグリップです。

サーブのグリップは薄すぎても良くないけど、ハイバックボレーは、このグリップじゃないと打てない。


ハイバックボレーが大丈夫な件。image

ボールの後ろに入って待つ。

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打ったあとの姿勢も良いし。

フォアボレーを打つグリップで、サーブも打てるしスマッシュも打てる。

あとは、練習かな。

まあ、四の五の言わずに、打って行くことですね。

この1年間の間に同じ時間テニスしてるはずなのに、うまくならない人って、余計なことしてるから。

下手なやつほど言いますからね。

テニススクールのコーチで、言うのが好きな人っているじゃないですか。

アラ探しダメ出し。

あれはダメです。

理事長は言われたら崩れるタイプなので、それで。

伸び伸びやらないと、こういうのは伸びない。

男子で下手なやつ、いるじゃないですか。

コントロールできないのにハードヒットする人。

あれはダメです。

練習相手いなくなるよ。

サントピアには「中級シングルスクラス」とやらがあり、

コントロールできないのにハードヒットしたい男が集まり、打ちまくるクラスなんだそうだ。

他の生徒さんから苦情が来るが、上級クラスや中級クラスに入れない残念な人たちである。

ぜんぶアウト。ほとんどアウト。大アウト。

ストレス解消クラスだそうだけど、理事長てきにはアウトはストレスくる。

アウトしないボールを打てるようになるまで、意外と時間かかる。