The value of a man should be seen in what he gives and not in what he is able to receive.
- Albert Einstein (アインシュタイン) -
人の価値とは、その人が得たものではなく、その人が与えたもので測られる。
今日は風邪が治って天気も良く、昼休みに練習。
元気な若手2人と今は頻繁に試合に出てないベテラン2人。今日の若手は競技経験なし。入社してベテランに誘われて始めた的な。でも充分。元気にアウトしていた。私が練習に出るのを気合い入れて待っててくれたらしく、「昼メシは5分すよ! 」なんて言っていた。若手2人でドロップショットを練習していたのが微笑ましかった。
テニス好きで有名なCさん登場し、私とCさん対Bさんで2対1。私が持って行ったスリクソンHDを初めて打ったCさん、「コレ何? 」
Bさん 「理事長さんがお持ちになられた。」
理事長 「コレ去年発売されて流行ってるボールです。」
Cさん 「プレッシャーでしょう? 安いの? 」
理事長 「安いんですよ。2ヶ月もつ。」
Cさん 「えー。」
理事長 「ボレーで肘を痛めないように(笑)」
月曜日ノンプレで突き出すロングボレーをしたら、真ん中を突いても、やっぱり衝撃きましたもんね。
今日きいたらエラくてカッコいいBさんは昔シングルスプレーヤーだったそうで、一面守れます、なんていう。試合は最近ぜんぜん出てないと聞いてたけど、一年中ラリーしてるだけあって、フラットをコートに入れてくる。若干アウトやスライスがかかるけど、世代的にもボレーヤーだから、しっかりスライスからネットのパターン。
やっぱり。真面目にラリー練習。考えながらやってると思ってた。
よく見かけるフラットの人で、時々スライスでアプローチしてくる。トップスピンロブの練習になるかと思いきや、意外と難しい。
なので、自分から短く打ってボレーに引っ張ってみた。
前! ボレー!
掛け声すると、がっつり前に出てボレーで深く返してくれる。
ロブを上げて、
チャンス!
掛け声すると期待を裏切らずクロスの深いところにスマッシュ決めてくれる。
ナイスショット〜〜
んで、つなぐ。つなぐ、つなぐ、つなぐ、つなぐ。
すごい強風が吹いてきて、Bさんのボレーに風下で押されまくる。
理事長 「こっちサイド条件悪いですよね。」
Cさん 「このほうがしっかり打てるから。」(ものすごい真面目)
理事長 「そうですね。」
また、つなぐ、つなぐ、つなぐ、つなぐ、たまにミスる、つなぐ、つなぐ、つなぐ、つなぐ。
バックサイドで回り込んだ理事長、ついに打点にはいり、
いつもトップスピンで練習してきた逆クロスのショートを鋭角にキメた!
風下だったし、しっかり打点で振り切れたのでスピンもかかりシングルスコートのだいぶ中に入ってくれて、逆クロスに鋭角に打ったから、ノンプレの重さで? バウンド後にボールが弾んで伸びてくれた。
ベースラインにいたBさん、理事長がストレートを打ってくると読んでたらしく、だいぶ逆サイド側にいた。理事長はテイクバックしないから、両手だし、どっち来るかわからないんだって。
Bさん 「えー。」
Cさん 「す、すごい………」
理事長 「フォアハンドの逆ショートクロス(笑)」
また、つなぐ、つなぐ、つなぐ、つなぐ、たまにミスる、つなぐ、つなぐ、つなぐ、つなぐ、つなぐ。
「すごいよ! 」
すごくないのさ。こないだ神和住純先生に教わったバックハンドの軸足、ほぼ大丈夫なんだけど、打点が遠いと浮いちゃうね。
また球出しでしっかり練習していくようにしなくては。
20分のラリーで打点に入れるだけでも、ものすごい進歩だと思う。
キメる練習もしたかったので、先にBさんにスマッシュで気持ちよくなってもらってから逆ショート狙いに行った理事長は、それなりに考えている。
人の価値とは、その人が得たものではなく、その人が与えたもので測られる、と、アインシュタインが言っていた。
年末年始に勝ちたい試合があって、打ってこない女子選手に悩まされてるから、練習つきあって欲しいって頼んだんだけど。
やっぱりエースを狙いに行く姿勢が男前だとかで、しっかり練習できる雰囲気になってくれる。
わりとマンネリでラリーしてるだけ、なんて言ってたけど、やっぱり考えながら打ってるんだろうな。
理事長てきには、Bさんがチャンスボールをすごいスマッシュ決めてくれたのに感動した。
ありゃー、相当やってたね。
スマッシュでの決め方は慣れてます〜、というようなコースだった。
どこからどこに打ったかというと、
バックサイドでボレーを打ってネット前にいた時に、相手のロブがミスで高く上がり浅く落ちてきたところを、
シングルスコートのクロスの深いところにスマッシュ。
体が覚えてます〜〜
っていう感じだった。
新人類世代でテニスが大流行してた時期の人だから、いろんな大会でサーブ&ボレーをしていたそうな。
試合に出てないだけあって、ベテランテニスじゃなかった。
下手なストローカーよりはボレーヤーが強いんだから、また試合に出ちゃえばいいのにな、と思う。
理事長は、そのへんのボレーヤーには負けたくないから、どんどんパッシングショットを練習して行こうと思う。
今日の練習で、逆クロのショートを振り切って打つと、とっても喜んでもらえることがわかった。
あれ、スーパーショットだよね!
人の価値とは、その人が得たものではなく、その人が与えたもので測られる。
練習は、みんなのもの。
試合は、自分のものにしたい。